電車が遅れたら、どうする?

どうも。

自他ともに認めるトロント大好き人間のシュウです。

 

基本的にトロントの全てが好きです。人は親切で優しい、食べ物もおいしい、花粉も気にならない。など。

しかしそんな私でも、「解せぬ」と感じることはいくつか、いや、たくさんあります。

物価が高い、四季があるが春と秋が極端に短い、ウォシュレットがどこにも見当たらない。などなど。

特にトロント電車・バス・ストリートカーには頭を悩まされる毎日です。

 

f:id:shu91chx:20190323040154j:image
f:id:shu91chx:20190323040146j:image

 

TTC(Toronto Transit Commission)はトロントの公共交通機関(東京でいう、JRや東京メトロ)で、ダウンタウンを中心に、電車・バス・ストリートカーを走らせています。乗車賃は距離に関係なく一律3.25ドル。最近ようやくICパスカードが普及しましたが、システムの故障や障害が多く、よく無賃乗車をする人も見かけます。フェアインスペクターもほとんど仕事をしていないので、本当にこれでいいのかと日々思います、、

このTTC、非常に遅延が多い。突然電車が止まることもしょっちゅう。

f:id:shu91chx:20190323040545j:image
f:id:shu91chx:20190323041522j:image

 

特に冬場、外でバスやストリートカーを待っているときに遅延されるとたまったもんじゃない(さすがにこの時期は普段TTCが遅れても気にかけないカナディアンも怒る)。私も仕事がある日は普段より30分以上余裕をもって家を出るようにしていました。

初めてトロントに来た当時私は、「日本ならこんな事絶対起こり得ない!」と毎度毎度腹を立てていたのですが、今ではすっかり気にならなくなってきました。(例外含む)

というよりむしろ、トロント(海外)ではこれが当たり前。という考え方にシフトするようになりました。こう考えるようになって以来、多少の遅延や不便さを感じてもほとんどストレスに感じることはなくなりました。

 

f:id:shu91chx:20190323040812j:image
f:id:shu91chx:20190323040807j:image
f:id:shu91chx:20190323041412j:image

 

日本で暮らしていて当たり前のことが、ここでは当たり前ではない。

至極当然のことですね。

日本の生活水準を他の国に求めること自体ナンセンスだということに気付いたのです。それと同時に、いかに日本が優れた国かということを再認識させられました。

一度海外で暮らすと、いかに日本が便利で完ペキと言っていいほどに整備された国かということを痛感します。

日本で長年暮らしていた人が突然海外に長期で住まなければならなくなった時、

カルチャーショックを感じ、日本が恋しくなる気持ちが痛いほどわかります。

 

しかし反対に、日本にはない海外の魅力というものも数多くあります。

私はトロントで暮らしている間は、日本の生活が恋しく感じることがありますし

逆に日本で暮らしている間に、トロントの生活が恋しく感じることがたくさんありました。

電車やバスが遅れても気にしない。時間つぶしに隣に座った見ず知らずの人との会話を楽しむ。目的地に着くころにはあんたら数年来の親友だったのかというくらい会話が盛り上がっている。

心にゆとりをもって毎日を楽しむ。

電車が遅れたら、次どんな記事を書こうか考える。 

 

Shu.