トロントブルワリー探訪 Vol.3 Folly Brewpub
お久しぶりです。
4月はアメリカに旅行に行っていたため、完全にブログの存在を忘れていました。
久々の投稿は、トロントのクラフトビールブルワリーを巡る、ブルワリー探訪の記事をば。
今回はCollege street沿い、リトルイタリーに程近いFolly Brewpubへ行って参りました。
外観も内装もとてもお洒落で、大人な雰囲気のパブでした。ここへ来るのは今回これが初めてだったため、ビアフライト(小さいテイスティンググラスで、異なる何種類かのビールを楽しむことができるもの)を注文することに。
このメニューの中から、4種類のビール(5oz)を選ぶことができるとのこと。普段ラガーやピルスナーばかり飲む私にとって、エールビールやスタウトのことはあまり詳しくないため、店員さんと相談しながら決めることに。
そして実際に飲んだのがこの4種類!
左から右に向かって、
TRICLOPS (Tiny pale ale 3.9%)
FLEMISH CAP (One world saison 4.5%)
DOVERCOURT (Pale ale 5.3%)
LOST PROPHET (Double IPA 8.0%)
右に向かうにつれ、味と香りが強くなります。
TRICLOPSはスッキリとした香りと味わいのあるビール。柑橘系の爽やかさと酸味があり、とても飲みやすかったです。
FLEMISH CAPは店員さんオススメの一杯。なぜならこれが一番、ピルスナーの味わいに近いため。店員さん教えてくれてありがとう。エールビールでありながら、ピルスナーのようなキレを感じる味わいのビールは、これまで飲んだことがなく、とても気に入りました。
DOVERCOURTは王道のペールエール。と言った印象でした。しっとりとした甘みとコクを感じる、エールビール好きにはもってこいの一杯かと。
LOST PROPHET。これが一番複雑かつ興味深い一杯でした。ピーチやメロンの甘みととろみの中に、スパイスのような香りを感じることのできるビールで、マイクロブルワリーならでは。と言った一杯でした。伝わるかな。
どれもとても美味しく、店員さんも気さくで、すっかり気を良くしたのでもう一杯飲むことに。
それがこちら。
このメニューの一番上にある、
GREAT BARASWAY (BOURBON BARREL)
アルコール度数はなんと11.8%
このビールは名前の通りバーボン樽で熟成させているようで、見た目は完全に真っ黒。
一口飲んですぐ、深く焙煎されたコーヒーのような味と香りが鼻に抜けます。それでありながら後味は、バニラやチョコのような甘みを感じるとても不思議な一杯でした。一般的なスタウトビールとは香りと味わいの深さが大きく異なり、ビールとカテゴライズするのが果たして正しいのか。と1人で思いふけってしまいました。
グラスの下には、リースが溜まっています。いかに濃厚な味わいであるかということを物語っていますね。
以上が、Folly Brewpubのビールです。
どれも個性的な、素晴らしいビールでした。
店内の奥に、タンクや樽を発見。実際に店内で作られているビールを同じ店内で飲むことができるのが、マイクロブルワリーの素晴らしい点ですね。
また店内ではボトル販売もしているため、お気に入りのビールがあれば購入し、自宅で楽しむこともできます。
この辺り、リトルイタリーのエリアはお洒落なお店も数多く、このブルワリーにもお洒落な雰囲気のお客さんが数多く来ていました。
不定期でイベントも開催しているようで、カラオケが人気みたいですね。どんな雰囲気になるのか、次回行くときはその辺りも楽しめたらいいな。
Shu.